これはfu7mu4の個人的な、感想ですが、ドラゴンボールってあまり、好きではないですね。
ドラゴンボールって最終的に、悟空が勝てたからいいものの、がんがん敵がきて大変です。後半はさか恨みだけど、恨みをかった悟空のせいでしょ。もう、この疫病神。さっさと界王星に行ってもどってこなければいいのに。(暗に悟空に死ねといってます)
でも死ねない。それは悟空だよりになっているから。それで、悟空は死ぬためにまわりの人にもがんばらせようとしますが、なかなか進まない。まったく使えない奴らばかりだゼ。
そもそも安易に生き返りすぎる。ひとこまで、ドラゴンボールを集めてみたりね。止めには、こんなことを言っちゃう。
クリリンは一度ドラゴンボールで生き返ってるからもう生き返られないんだぞって、クリリンが二度目の死の際に言っちゃうんですね。もう、このひとの頭の中には残機数がカウントされてる訳ですよ。ゲーム脳ですよww。
まあ、そういう世界ですけれど。なんというか死が軽い。結局ナメック星ので生き返っちゃう。なにそれ?みたいな?もうね、無限1upみたいでしょ。バッカじゃないの?それできるんなら、ナメック星のドラゴンボールで、地球とナメック星のバックアップ作っちゃいなさいよ!人もなにもかも込みで。まったく。二人の悟空でタコ殴りしちゃいなさいよ。もうね、なんですかね。
軽い生と死のためペナルティがよくわからない。よくわからないけど、最後は悟空がどうにかする。そういう繰り返しを何回か見せられて俺は絶望する。ああ、こんなにがんばってるけど最後は悟空がなんとかするんだ、と言ってね、修行もなにもかも手を抜くんですよ。もう、そうとしか思えない。悟空を追い抜こうとはしないんですよね。もう、神格化されてますし。そうなると、神殺しをしなければいけない。そう、父を超えるというテーマです。でも、なんというか、超えられないんですね。
やっぱり真剣味が足りないんですよ。どうしてかというと覚悟が足りない。それには死が必要なんですよ。そうはいっても、仕方ないんですね、これ。最初の生き死にの設定がギャグ漫画として設定されていて、それを引きずってますからね。もうどうしようもない。
というわけでfu7mu4にはこれは終るのに失敗した作品としか思えないんです。
終る=死=絶対的なルール=父性の欠如です。
そうなる前に切るしかない。それはごく初期のギャグと少年活劇の範囲で終らせておけばよかったんだと。というわけで、終るのは2巻末です。