なんだこれは

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I could have sing sing sing all night

fu7mu4の余った、不要なオススメまたは読んではいけない本を編集長の家に放置しておいた。ふふん。貸し出した。

虐殺器官

伊藤計劃虐殺器官
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

オヌヌメポイント:多分読んだことの無いジャンルだから刺激的でしょう、最近の和製SFの最高峰の一つ。でもちょっとこれはあまりにも現実の一側面をきっちり描き過ぎてキツいかもなぁ。うん、話はおもしろいんだよね。そう、現実とこれがつながっていることが何とも言えない読後感ですねぇ。どうやって読んでもらうか、考えるなんて、不自然だよね。まあ、いいや、ねちゃお、ねちゃお、ねちゃお!

隣の家の少女

ケッチャムの隣の家の少女
隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)

おヌヌメできない:短く言うと「やばい 止まれない 止まらない」。内容がヤバい。今後の人生になにか爪痕を残すかもしれない。でも読み出すと止まれないし止まらないある種の傑作。吐き気を抱えながら次の展開が気になって仕方がない。そういうわけで安易に手を出してはいけない。飽くまで危険物指定として挙げる。後悔したい人向け。

もいちどあなたにあいたいな

新井素子もいちどあなたにあいたいな
もいちどあなたにあいたいな

オヌヌメできる:新井素子の軽妙な文体はなにか一つ読んでいるべきでしょう、基礎教養として。なにか異常な自体をごく自然に描写できる素晴らしい作家で、読者はあれこれ考えてたはずが…あれれ……?と日常の異常さ、不思議な世界に連れて行かれる。いや、連れて行かれるじゃない、ここもおかしな世界なんですよと気づかされる。

ペコセトラ

渡辺ペコのペコセトラ
ペコセトラ (Feelコミックス)

オヌヌメできる:最後は漫画。ずるいくらい男前という絵でもないし、一目で惚れるようなスーパーな登場人物が出てくるわけでもない。日常の中のなにげないところをきれいに描写する方ですね。ある種独特な絵なんですが、とりあえず、Let's try