マカデミアナッツは殻つきが一番である。
食べていないひとは、マカデミアナッツライフの54%から83%は損をしている。
これがまた、うまい。殻に守られているから鮮度がいいのかもしれない。
問題は、殻が異様に固いということだ。
トンカチでやってもなかなかわれないし、実際に割ってしまうと粉々になってしまうだろうかもしれない。
というわけで通常はナッツ専用のクラッカー(割り器)をつかうのだが、どうしても今食べたい。
そんなときがある。
怪我をしないように十分に注意しながら釘とトンカチをつかって、マカデミアナッツの割れ目にそって釘をうっては抜き、
割れ目を徐々に大きくしていくのだ。
このときにマガデミアナッツが丸いので釘の向きがうまくそろわなくなってしまう。
そうなると、トンカチの力が横すべりしてしまい、表面がうすくわれてしまう。
なんで俺こんなことしているんだろう、とかこれは実は壊れないんじゃないだろうか、とかそんな雑念を乗り越えながらこつこつと、割れ目をひろげていく。
あるとき、唐突にわれる。
感謝しながら食す。