ママンが曇り空の下へ行こう、植物園に行こうというので、ぐぐってみた。知らなかったが、家の近くに植物園があるようだ。歩いた方がいいよ、歩こう歩こう言うので一緒に出ることに。
軽く道を覚えて傘をもってでた。バス通り、小学校前、曲がりくねった道、ヘアピンカーブ。短い階段。軒下のオリヅルランを眺めたり、庭先の植木鉢をのぞいたり。ぱらぱら降る雨、すぐに上がる雨。ママンはなんでもバス停にあった地図で植物園を見つけたそうである。その場にいた、おじいさんは知らなかったそうで。休みになったらfu7mu4を連れて行こうと思ったそうである。そうですか、そうですか。
とぼとぼと歩きながら家々の花々をのぞいたりして、ついた。
ビニールの温室が見えた。
入り口はない。
なんででしょうか。
軽トラが並ぶ狭い坂道。来客を拒む配置。軽くしとしと降る雨。
どうやら植物園のための運搬用の場所のようだった。
ママンはいう。
ああ、そうだったんだと。
ママンによると、
2割くらいはこうじゃないかと思っていたとのこと。
きいてないよ?fu7mu4きいてないよ?
2割くらいはこうかもしれないから、一人でいって、もし、花がみれなかったらくやしいじゃない?
きいてないよ?fu7mu4きいてないよ?
この話に似たようなことが
あなたにもきっと起こるでしょう。
だけどそんな時は怖がらないで。UA 「瞬間」
雨の降る中、駅まで散歩してたこやきを食べた。そんな空の日。