カンニング少女を読んだ。
著:黒田研二
期待:装丁がなんだかいい感じだったから。あとこの題材の話はいろいろあるんだけど、同料理しているかは気になるから。
特に、可もなく、不可も無くかな。乱読消費用にもってこいかも。サクサク読めました。
以下ネタバレ含むので、
カンニングの動機がなかなか良かった。ただ、そのためには生徒になるしかないというのは、どうかなぁ。うーん。難しい。ただ、無線をつかってカンニングするのは新しいのかもしれないが、それは普通に阻止されますしね!あと、無線を封鎖していたら、近くのインターネットカフェを封鎖する意味ないじゃん!って思いません?
その辺のガジェットが弱い。あと、QRコードを絵にするのは、見たら分かるんじゃない?ねぇ。それとも細かく印刷したのかもしれんけど、紙の印刷精度は300dpi程度なので、難しいと思うよ?
そうするんだったら、カメラを仕込むペン自体にメモリを入れるとかの方がいいような、気が、する、よね?レンズとかたいへんだよ?
問題自体を通して伝えるというのは悪くないと思う。