あれこれ夜話してたはずが、あれれいつの間にか寝てた。
というわけで、明日のむぎや祭りに向けて調べものをするでもなく、夜話してみた。
終ったのは朝の三時くらいかもしれない。よく覚えていない
けいおん!の時間構造「ふわふわパート」について
けいおん!の原作はゆるゆるな(ふわふわ?)女子高生の日常を描かれている。4コマ形式ではあるが、ゆるゆるな日常が多く、ギャグも軽い。あずまんが大王を比較としてあげると、非常に類似しているが、あずまんが大王は、「ちよちゃんの夢」や、「女子高生とか好きだからー!」等がしっかりギャグ漫画しているパートとゆるゆるな日常のパートに分かれている。ここでは「ふわふわパート」と呼びたい。けいおん!でははっきりいって「ギャグパート」はほとんどない。琴吹紬の眉毛が沢庵であるシーンぐらいしかない。ほとんどが「ふわふわパート」である。
この「ふわふわパート」がゆるゆるな女子高生生活を書いていると言える。このパートの特徴は時間が経つことだ。サザエさん時空のやドラえもんのような輪の時間ではない*1し、ある時間でループする、「ビューティフルドリーマー」時空でも「エンドレスエイト」時空でもない*2のだ。この時間が進むと言う点はある種のリアルであって、終わりがあることである。これは永遠性を失うということでもある。
これは例えば、けいおん!のイメージソング「レッツゴー」にも書かれている。
絶対、時計はまわるまわる
失敗しても戻れないよ。
いっぱい寝たら充電完了で
目を合わせ Let's go「レッツゴー」けいおん!イメージソングより
時間が経つことがしっかりと刻まれている。絶対、時計はまわるのです。つまり、このふわふわパート=高校生活は終るのです。
キャラクター
平沢唯は、あまりにも突拍子もないこと*3を言い過ぎる
平沢憂は、あまりにも姉に依存している
琴吹紬は、金持ち過ぎ
秋山澪は、臆病すぎる
このキャラクターは非現実的だと言える。
しかし、ある意味で原作は4コマであるため、ボケが必要であったりする。その4コマの特性をアニメに翻訳した結果がいびつなキャラや設定なのではないだろうか?
おもしろさを見いだすには?
けいおん!の見方としては、珍しい動物を飼っているのと同じなのである。つまり、絵がきれいで、それをかわいいと思う人が愛でる。それでよいのである。かわいいは正義なのだ。とくに主張するようなテーマなどはないまたは、テーマ性は低く取り立てていうほどではない。
つまり、テーマにあるがままを提示しているのでそれで楽しめと言っているようだ。
老師*4は人生を楽しむには3つのことが必要だと言われた。
1。見よ
2。見よ
3。見よ
求めよ、さらば与えられん
そこに提示されたものが真実ではなく、求めたものが真実たりうる。