組織の汎用的な成熟度の測定基準
組織の汎用的な成熟度の測定方法を思いついたのでメモ
基準
汎用の基準とはこのように抽象的なものである。
レベル | 特徴 | 文化・行動 |
---|---|---|
古代レベル | 勘も経験も活かされていない、おまじないの横行 | 運または蛮勇 |
中世レベル | ちらほらと、勘や経験を活かす者があらわれているが、共有されていない | ローカルルールの横行 |
近代レベル | 情報が共有されるようになるが、固定化され逆に柔軟性が失しなわれている | まじめな堅苦しさ、変革ができない |
現代レベル | 実行結果が集計され、統計によって予測される | 数学・学術的 |
未来レベル | パラダイムシフトにより、この評価軸が意味をなさなくなる | 予測不能 |
対象の軸
評価軸(ジャンル)を決定する。
この軸は、直交するように考えた方がより評価しやすくなる。
例えば組織のオープンソース活用を評価するとしよう。
その場合の軸はこのようなものになる。
軸名 | 説明 |
---|---|
ライセンスの知識 | |
オープンソースソフトウェアの使用 | |
オープンソースへの貢献 |
テーラリング
この汎用の基準を適切な軸にあわせてテーラリングする。
この軸と基準をあわせて表にする。
レベル | ライセンスの知識 | OSSの使用 | オープンソースへの貢献 |
---|---|---|---|
古代レベル | |||
中世レベル | |||
近代レベル | |||
現代レベル | |||
未来レベル |
これで表ができたのでひとつずつ、レベルの説明にあわせて説明を加えていく。
未来レベルは到達したときに、この評価が無効になる、いわばゴールのため削除する。
レベル | ライセンスの知識 | OSSの使用 | オープンソースへの貢献 |
---|---|---|---|
古代レベル | あやふやな知識しかない | ||
中世レベル | 詳しい人がいるが組織内に公的な知識の基準がない | ||
近代レベル | 公的な基準があるが更新されていない | ||
現代レベル | 公的な基準が定期的に評価され更新される |
評価
ここまでで評価手段が決定した。
リアライズで作成した状況をクリアしていれば、その評価軸のそのレベルをクリアしたと考える。