こんな人はほぼいないと思うが、opam install core で OCaml の core パッケージをインストールすると失敗することがありえる。
そのMacのデフォルトのCコンパイラがclangではなくgccになっている場合、Appleのsyslog.hを読みにいって、そこで死ぬ。
原因は macport でインストールした gcc がデフォルトになっているから。
さてどうやって戻そうか
できなかったので、とりあえず、PATH環境変数から /opt/local/bin を削除して /opt/local/bin/gcc を見付けられないようにしてから、opam install coreでインストールするとうまくいった。
以下、失敗した例
CC, CPP, CXX環境変数
こういうときにデフォルトのコンパイラを指定する方法として、
export CC=/usr/bin/clang
export CXX=/usr/bin/clang++
opam install core
や
CC=/usr/bin/clang CXX=/usr/bin/clang++ opam install core
といった方法があるがこれもうまくいかない。
gccが呼出される。ビルド時に別のシェルでもよんでいるみたい。
DEVELOPER_DIR環境変数
複数のXcodeがある場合に、DEVELOPER_DIR環境変数で Xcodeの環境を設定できるらしい。
Xcodeは最新のものひとつだけだったがこれを指定した。しかしやはり gcc が呼出されてしまう。
export DEVELOPER_DIR=/Applications/Xcode.app/Contents/Resource/Develop
だったか。
plistにかいておいて、ログイン時に読み込ませればあるいは可能性があったのかも?