2005-11-13 鏡の中の鏡 -迷宮- 本 ミヒャエル・エンデの鏡の中の鏡むずかしい本である。あの鏡を二枚向かい合わせたときの無限後退ににた連作小話。それらは論理ではなく、次の話、次の話とつながっていく。この本を「世界旅行者は、この港都市の」*1の旅行者のように読み進めていくといい。それはあらゆる芸術にたいして言えるのかもしれない。 *1:鏡中の中の鏡の22話