なんだこれは

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鏡の中の鏡 -迷宮-

ミヒャエル・エンデの鏡の中の鏡

むずかしい本である。あの鏡を二枚向かい合わせたときの無限後退ににた連作小話。それらは論理ではなく、次の話、次の話とつながっていく。この本を「世界旅行者は、この港都市の」*1の旅行者のように読み進めていくといい。それはあらゆる芸術にたいして言えるのかもしれない。

鏡のなかの鏡―迷宮 (岩波現代文庫)

*1:鏡中の中の鏡の22話