Firefox 1.5 for Mac とfu7mu4のMacでFirefox 1.5 for Winの脆弱性の実証コードを試してみた。もちろんよいこはしてはいけません。という行為だ。 いたずらに使われるとアレなので、どこにあるかはいいません。そうそう、まねして何かあっても知りませんから。
Macでテスト
Firefox (Firefox 1.5) とMac(iBookG4/1.2Ghz/256MでOSはTiger現在最新版の通称"桶屋") を使った。
まず、ファイルの確認。どうやら500x5000個のAの羅列を作って、はい、これタイトルねをクリックで呼び出すJavaScriptらしい。うん、他には何にも無し。
ファイルの拡張子txtをhtmlに変更して、ダブルクリックでFirefoxを起動させる。で、リンクをクリックしてみると、タイトルがAAAAAAAAA...とで埋め尽くされる。OK
それから、Firefoxを終了させる。OK
それから、Firefoxを起動させる。うーん、2500000個のAを読むのに時間がかかっているようだ。Firefoxのスタートページがなかなか出てこない。がんばれ桶屋。おお、読み込み終了。OK。やはり大丈夫なようだ。起動時の読み込み*1に時間がかかることのほかは問題無し。ほほう。
でも毎回こんなにかかっちゃねぇということで、~/Library/ApplicationSupport/Firefox/Profiles/hogehoge.defaults/のhistory.datを削除すると、普通に起動する。OK。Firefoxはこの早さだよ。
結論
読み込みに時間がかかるだけなので試してもおもしろくありません。一応大丈夫でした。しかし、同様の手口でタイトルをずっとずっと長くすると、Macでも読み込みに時間をかけさせることが可能です。
2500000から2,3桁ほど増やすと凶悪なものとなるのではないだろうか?しかも、JavaScriptを起動させてしまったときは何のエラーもでない。
この手口はWin以外でもいやがらせとしては有効だと言えます。Firefoxが非常に長いタイトルを適当な長さで切ってから保存した方が安全です。
*1:20分はかかってない