なんだこれは

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clamav-scan.logが非常に大きくなる可能性

ClamdOmitScan.plなど非常に便利なのですが、出力が多く、ええ、それはとてもすばらしい事ですが、/var/log/clamav-scan.logが順調に大きく育ってしまうことを否定できません。ここはひとつlogroteしてみましょう。


一から始めるとややこしいので既存のAppleが準備してくれたものを再利用してしまいます。それは/etc/periodic/monthly/600.logrotateです。periodic-monthlyが自動的に月に一回実行してくれるファイルにファイル名を追加するだけ。

念のためコピーを取っておくと良いかもしれません。その点viは自動でbackupをとりますので便利です。

当該ファイル/etc/periodic/monthly/600.logrotateを開いてみると、"Rotating log file"と書いてあります。その付近に

for i in daily.out weekly.out ; do

という文があるはすです。そこのin と;の間にclamav-scan.logを加えるだけです。他のファイルも加えて構いませんが、条件がありまして。それは/var/logディレクトリにあるというものです。

これによってclamav-scan.logの一ヶ月ごとに圧縮保存ですから、一つ前がclamav-scan.log.0.gzに二つ前がclamav-scan.log.1.gzに三つ前分がclamav-scan.log.2.gzに四つ前がclamav-scan.log.3.gzに五つ前分がclamav-scan.log.4.gzに圧縮保存されます。それでは少ないと思われる方は、

if[ -x /usr/bin/gzip ]; then gzext=".gz"; else gzext="";fi

の下に以下を追加すればいいです。

if[ -f "${i}.6${gzext}" ]; then mv -f "${i}.6${gzext}" "${i}.7${gzext}" ; fi

if[ -f "${i}.5${gzext}" ]; then mv -f "${i}.5${gzext}" "${i}.6${gzext}" ; fi

if[ -f "${i}.4${gzext}" ]; then mv -f "${i}.4${gzext}" "${i}.5${gzext}" ; fi

テスト実行しておきましょう。sudo ./600.logrotateで/var/log/clamav-scan.logが/var/log/clamav-scan.log.0.gzと圧縮されるはずです。それではバックアップファイルを削除するか、別の場所に移動してください。ここにあると実行されてしまいます。