fu7mu4が約3年間のんべんだらりといろいろしてきたレコーディングダイエットの記録です。
かなりのんべんだらりとやったので、もっともっと要領よく減らせられるはずですがほら、fu7mu4は怠惰だから。それに痩せなくてもまあいいじゃんって思えてきたし(え)
いらだち
きっかけはただの挨拶だった。
「fu7mu4くん太ったんじゃない?」
太ろうが、どうしようがあなたにどういう影響があるのでしょうかとは聞き返しませんが、あえて「ええ、順調に育成中です。三年後にはおいしく成長させます、金賞をねらってます」と腹を叩いて減らず口を返していました。
でも、いろいろな人が面白がっていうのです。
「金賞って80kg ?? 100 kg ??」ならかわいげがあるのですが、
「太ってる太ってる」としつこいのです。
fu7mu4は怠惰なのです。いちいち答えるのは嫌いなのです。
世間はしつように「ダイエットはじめたら?」というのです。ダイエットダイエットといいながら、リバウンドを繰り返す人がその口でいうのです。身の回りにはダイエット、ダイエットを繰り返しかるく諦める人がいっぱいいました。彼らはおそらく、仲間が欲しいのでしょう、減量とリバウンドの無限地獄のなかのつきそいが。*1
はっきりいって体重を減らすことに興味はありません*2でしたので悩むのは無駄だと思いました。しかし、ダイエットしていることを示せばそういう干渉からおさらばできるんじゃないかなと考えました。
それでも
それでもダイエットをするなら、もっとシステマティックで怠惰にできるものはないのだろうかと考えました。そこで図書館や本屋で本をあさっているときに見かけたのが「いつまでもデブと思うなよ」のレコーディングダイエットです。
たしかにメンタル面をサポートして非常によいダイエットだと思いました。世の中の良くあるダイエットは、体重を定期的に測らずに、体重を減ることを祈る、そんなイメージのなか測らなきゃダメというのは納得です。しかし、これを手に取ってだらだらと読んで思ったのは、めんどうくさいだった。だってこれ手間じゃん。めんどいじゃん。
いいわけ
そこで怠惰なfu7mu4は考えました。
どうせいいわけのためのダイエットなんだし、体調管理を手を抜いてやっていくのもわるくないかなと。そういうわけで、ほとんどなにも気にとめずに体重が減っていくのを見届ける準備を進めることにしました。
そこでカロリー計算はどう考えてもめんどいので止めて食べ物の時間と体重と体脂肪率だけを記録するレコーディングダイエットを始めました。岡田斗司夫風に言えば、「助走」の段階を延々行う予定です。また、やっていることを示すためにデータをいつでも提出できる方法を考えました。
しすてむ
もっとも簡単に外部に記録を表示する方法として、はてなダイヤリーをEmacsの hatena-mode や simple-hatena-modeでアップしていたのでこれを利用しました。これなら毎日blogを書くときの一エントリーがダイエットになるけどまあいいかなとイウカンジです。
また体重のデータの書式を決め、常に [ダイエット] XX kg YY % のパターンで体重を体脂肪率を書くことにしました。これでデータ記録側はOKです。
集計側としては、たくさんのテキストからパターンで抽出するのはperlが便利そうだったので、perlスクリプトで数字をあつめてCSVにすることにしました。まあ、一年で365ファイルなので、たいした量にはなりません。だから、毎回一から集計してますが、実行速度に何の問題もありません。また一から集計した方がscript簡単ですしね。
ローカル側ではgnuplotで集計結果をグラフ化です。だってOpenOfficeやNeoOfficeやLibreOfficeもあるのですが、いちいち指定しなければいけないし、gnuplot早いですから。同じグラフをみるだけならgnuplot一択ですよ!
最後にはてな側の出力ははてなグラフへアップですが、ここは手動です。http://graph.hatena.ne.jp/fu7mu4/ にshift_jisってかいてあったのでここは手を抜いて全てasciiに*3しました。だって文字コード変換しなくてすむじゃん。
こんなかんじ
体重のグラフ
緑の点がその日の体重で赤はsbezier曲線を引いた。
そのままではなく適当にプレビューで枠をかいてみた。
1. 赤 始めてしばらくは体重をはかるだけで減ることが実感できた。正直に言うと、自分の体ってどうなってるんだろうという不安と期待の入り交じった気分に加え、レコーディングダイエットを知らない人ってのは損しているなとおもった。
2. オレンジ いったん急にへったのでビビっていたところにダイエット中の初正月でぽーんと増えるもすぐに元通りになって安心。こういう安心感にはいい面も悪い面もある。いい面は心配しなくてもいいかということでおおらかになれる。多少食べても、二三日普通にしてたら戻るということがわかってくる。悪い面はこういう食事をすると体重が乱高下する。これは不安定だ。
オレンジの真ん中あたりから外をあるいてみたりしたら、これはこれで体重がさがった。下がることを楽しんできた。
3. 黄色 昼間の食事を寿司にすることにした。単においしいからだ。
無意識に60 kg を目標にしていたのか、どうももういいんじゃないかなという気がしてくる。
4. 緑 とりあえずこの体重を維持すればいんじゃね?減らさなくてもいんじゃね?って来してきたのでそのままにしてみる。
5. 青 じわりじわりと増えているのでなんとかしようと考えていれば正月になっていた。とくに2011/4/10からiPhoneのRun Keeperを入手して週に2km程度あるくが変化なし。そりゃそうか。でも楽しいので記録をとる。
最後の方は食事量が多いんじゃないかなとおもってみたら、減る。
体脂肪率のグラフ
さっきの色の範囲とは違うことに注意
1. 赤 体脂肪率はほとんど変わらないという事実に驚く。どちらかというと体脂肪率が微増していてので、この上昇してきたころに適当な散歩を行うことにした。
2. 運動するとさがることがわかった。今までにない体脂肪率の減少速度だと興奮。
運動は散歩で唄をうたいながら、2-3h程度あるいていた。8-10km ぐらいだろうか。そのときのGPSの聞きは手につけるためのベルトがいたんでしまうまで使用した。
3. やはり年末年始には増加するが速やかに戻っていくのがたのしい。
しかしこのころ、もういいかな感がでてくる。
4. このころは多分食べ過ぎで太っている。
腹にも頭にもいろいろ詰め込み過ぎていた期間。
5. そろそろ改めて取り組まねばと考えだした期間。
というか乱高下しすぎじゃないか?