fu7mu4は、Mr.O氏の汚宅ならぬオタク訪問をしにいくことになった。それで、あまりにもフィギュアを知らなすぎるので逢坂のとある巨大展示会場で下見をすることにした。
尚、下見にかけられる時間はたったの1時間だけ。たった一時間でもフィギュアをみて最低限の知識をいれておかないと失礼だからだ。
売り場の展示会場についた。静かではない、堂々とアニメ曲が流れていた。何もかもが歪んだ世界でとかなんとかうたっていた。歪んでいるのはなんだろう、一般常識だろうか?私たちの良識だろうか。唯一信じられるものはなんだろう。それは最後に残った道標になるんじゃないのだろうか?
そう考えながら足を進めた。一歩一歩また一歩。棚やショーケースには所狭しとフィギュアがならんでいた。知識の浅い私にはよくわからないが、けいおん!!のアニメが流されていた。テレビだった。その上には登場人物の人形フィギュアが透明のケースのなかに整然と並べられていた。しかし、まったり唯が展示されていなかったので、テンションはだだ下がりで、でも一応全体をみてみた。
それからふらふらと何かに引き寄せられるような、運命的な引力を感じた。
なんだろう?未知の予感にわくわくしつつ、ある種の不安を覚えながら売り場を進んだ。
手に取ると、かわいいとしかいえないものがそこにあった。これが萌えでしょうか。
かわいいよ。
そのまま、プログラミングHaskellを手に取ってレジに向うのだった。