なんだこれは

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須藤さんが逃げた

ネットで映画の紹介記事をよんでから寝たら、それがどこを刺激したのか、奇妙な夢をみた。


超巨大な建物にはいるとそこには仕切りのないただっぴろい部屋にぎっしりと作業机とPCと機械がならんでいて、その一台一台にはびっちりと人が灰色の作業服をきたひとがついていた。
彼らはオペレータと呼ばれていて、私はその下ではたらくアシスタントだった。上司の上司であるオペレータの須藤さんがいなくなったので、組織改変によって別の上司とひきあわせてもらうことになっていた。須藤さんがいなくなった理由はわからない。
そこまで案内してくれる秘書についてその狭い机と机のあいだを抜けていった。この人は普段は低血圧で凡そなにを考えているのかは明瞭としないのだけれども、今日はなにかきびきびしていた。いつもにない早さは競歩を思わせた。しかし、目的地は遠いのか、きびきびとスタスタとすすんでいった。
何度か声をかけようと思ったのだけれども、どうにも声がかけづらく、遅れそうになるとなんだか睨まれてしまうのだ。
狭い机の列を抜けて、ようやく廊下に出た。この廊下の奥にはいったことがなかったが、秘書はするすると進んでいった。私はもう駆け足に近かい速さで追いかけた。
階段を登り、また巨大な部屋にはいるとそこにも同じような機材と机がところ狭しとならんでいた。それから前に走り、右に曲りしてまた左に曲った。今どこにいるかはもうわからない。ただ秘書の後ろすがたを追うばかりだった。
秘書はここよといった。そこには淡いクリーム色のような机によくわからない機器と起動しているPCがあった。UNIXだろうか?注意書きのメモがあちらこちらにペタペタと貼られていた。
あなたperl使えるっていってたよね、これをお願い。
そういうと、機器にはってあるA4のメモをひっくり返した。
画面には、Jaxx for Emacs というわけのわからない派生Emacsがはいっているようだったので無言で椅子にすわり、そのアプリを起動して、紙をみたら、perlでなくてC言語だった。
この人にどう説明しようか。彼女はプログラミングに詳しくないのでやっかいである。

逡巡している間に目を醒した。