「君は矛盾だらけだね」と言われたことがある。

ある人に「君は矛盾だらけだね」と言われたことがある。

fu7mu4はそのころは、というか今も、頭を使えていなかったので、はあ、と気のない返事をして話を終わらせてしまいました。その人は、恐らくはfu7mu4がその場で軽く身を翻したり、弁護したり、必死になる様を想像したのではないだろうか。君は矛盾だらけだね。そういう言葉が、降ってくる。

だが今はちょっとだけ頭を使ってみよう。fu7mu4はじっくり考える。その場で言い返すとかはあまり得意ではないのだ。そう、モモの道路掃除夫のように、じっくり考える。考える。

普通に考えればこういうことだ。fu7mu4は矛盾している／していない。と彼／彼女が間違っている／ただしい。この組み合わせで四通り。そのうち、fu7mu4が矛盾しているかつ彼／彼女が正しいが現実だと思っているらしい。その２軸からなる、四象限で議論を繰り広げてもかまわないが、どう考えても彼／彼女の決めたルールに従って口論することになる。

不利だ。

でも冷静に考えよう。どうして矛盾してはいけないのだろう？

そうだよね？
そのとおり！

fu7mu4は矛盾しているのだ！

だって整合性とか考えないから。検討しないから、証明しないから。
そして生きているから。

新しい考えが、アイディアがどんどん出てきて、整合性？なんだそれ？そんなもの毛ほどにも重要って思えない。めくるめく新しい世界へ旅立つのに過去の自分と仲良くして踏みとどまる理由なんてどこに？

そう、「矛盾だらけだね」は「生き生きしているよね」ということなんだ！
「はい、生きてますから。」
そう答えればよかったんだ。